【コラム】日々是好日~Have A Nice Day!

【コラム】日々是好日~Have A Nice Day!
ここ数日、日本の方ではない人々とお話しする機会が多かったのですが・・。別れ際、かならず言われる言葉がありました。それは、
「Have A Nice Day!」

さようなら程度の意味で使っているのでしょう。
「よい一日を」という意味ですが、相手のことを気遣う優しさの表れですね。

なんとなく聞き流してしまう挨拶ですが、もうすこし考えてみたいと思います。

よい一日とは、どのような一日なのでしょうか?
わたしにとってよい一日なのか、あなたにとってよい一日なのか。わるい一日で無いなら、よい一日といえるか。

仏教には、西洋の人間観とは大きく違う部分があります。
それは、絶対と言えるパーソナリティなど考えられない、としていることです。
なればこそ、仏教は絶対ではない心の動きの中に興味を見出す。
心の動き=人間らしさ、だと仏教は考える・・と言ってもいいかもしれません。

心の動きの中に興味を見出すと言いましたが、よいわるい両方ともにです。
むしろ、わずかでも心の動きが生まれるのならば、老いも病いも、花も美味なる料理も、“よい”のです。

こう考えてみると、「よい一日」とは・・よいわるいを超絶した一日のことだと捉えることが出来そうです。

かといって、とても大きく動かされる出来事に、しょっちゅう起こってもらっては困るわけですが・・・(大災害とか)。
どんなに苦しい状況に置かれても、そうですかそうですか結構なことですな~と、心から言えることが出来たら。仏教のいう人間観を体現できている、と言えるかもしれません。

Have A Nice Day!


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